四つ葉のおうち

4人の子育てよもやまばなし

多指症⑫手術のために用意した物

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歩行器。スケートのようなスピードで部屋中を移動


手術後は2、3週間ほど両手が包帯でグルグル巻きになるため、対策としていくつかの物を準備しました。

 

・おしゃぶり(6~18カ月の赤ちゃん用サイズ)

いつも指しゃぶりをしている時期で、両手同時に手術だったので、おしゃぶりを一ヶ月前に購入しクリップでスタイにいつもぶら下げていました。術後すぐはたまに吸っていましたが、こちらが思ったようには使ってくれませんでした。それよりも指しゃぶりのつもりで包帯の方の手を口に持っていき、すぐに包帯が濡れるので、1日に数回包帯を取り替えていました。

 

・子供サイズの軍手

すぐに包帯までよだれが到達しないように、木綿製の子供軍手を裏返しのグーの形にして、包帯の上から被せていました。軍手も1日に何回か交換。100均にもありました。

 

・歩行器(2000~3000円)

 

上記と同じものではありませんが、似たような価格帯の一番シンプルな物を購入しました。手術後ギプスの重さでバランスを取るのが難しくなり、よちよち歩きが出来なくなるだろう、病院からはギプスが外れるのでハイハイも不可と注意されていたため、移動手段の代替え用です。

退院当日に乗せてみたら、車輪で素早くシューンと移動できるため、大喜びで乗って色んな部屋に移動していました。が、それもつかの間、翌日には私の予想を大きく外して、ギプスをつけた腕のままで一人歩きを再開しました。更にギプス装着の2、3週間の間はハイハイができなかったため一人歩きが格段に上手くなり、手術前よりも長い歩数を歩くようになっていました。結果、組み立てから1週間もしないうちに、歩行器は元の箱に片付け、すぐリサイクル店に持ち込むことになりました。

 

・袖を切っても良い前開きの子ども服

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後ろ全開になるワンピースにカーディガン

片腕の肩から指の先まではギプスで固定されていたので、洋服を被せるために腕を上げさせることができませんでした。そのため、伸縮性がある前開きの形の長袖服をリサイクルショップで探してきて、ギプスが通せるように袖を切り取ってから着せていました。リカちゃんに服を着せるような要領で、後ろにボタンのついたデザインの服も利用しました。数枚用意しましたが、普段の服の枚数にはとうてい足らず、短い期間なので多少不自由だけど目を瞑ることにしました。11月に入っており、寒い中を袖なしの薄着で移動するには心細かったため、出来る限り外出を避けました。