四つ葉のおうち

4人の子育てよもやまばなし

多指症②転院

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〜2つ目の病院〜

 

生後半年の経過観察の再診日が近づいてきました。

これまで一度も大きな病気などで病院にお世話になった事がありませんでしたが、今回のことは自分でよく調べないと、という気持ちになり、多指症について書いてあるサイトを読んでいました。

その中で、西日本エリアの病院から紹介されている文があり、詳しく多指症について知ることができました。そこには「多指症の手術は1回目が1番重要です。1度手術してしまうと後から修正することが難しいからです。病院の知名度や規模などに関係なく、出来るだけ多くの多指症手術経験のあるところを選びましょう」とありました。

5ヶ月ぶりの再診の前日、ひさびさに手術のことを考え出した私は眠れなくなり、不意にこの文章のことを思い出しました。初診の先生はとても信頼感のある先生だったのにも関わらず、四つ葉ちゃんの一生に関わる手術なのに、色々な選択を考えなくてもよいのだろうか、と悩み始めてしまいました。

それからスマホでパチパチやっていると、各症状別で執刀実例を公開している病院のランキングというのを見つけました。あった、あった、埼玉県。。。

手足形成異常というジャンルでは、初診を受けた病院の名前はそこにはなく、もう一つ近所の小児専門病院がランクの上位に載っていました。

初診を受けた病院は、先生も信頼できて大きな病院だったけど、形成外科に赤ちゃんの姿があまりなかったことが気になっていました。待合室は大人ばかりでした。そして朝までほとんど眠れずに検討した末・・・ここに載っていたもう一つの病院で診てもらおう、と決めました。

 

次の日は元の病院に予約キャンセルの連絡をしてから、かかりつけの小児科に朝から電話をして、新たな紹介状を依頼しました。事情を説明すると、小児科の先生は「たしかに、赤ちゃんの手術ということだったら、こちらの方がより安心な部分はあるかもしれませんね。ただしデメリットもあって、こっちは待ちますよ」と念を押して、新しい封筒を渡してくださいました。

 

帰宅後すぐに新しい方の病院に電話をすると、初診の予約はやはり混雑していて、さらにこの日から2ヶ月先の7月末に決まりました。

それから無事に2つ目の病院での診察を終え、手術の日取りは10月末に決定しました。